2025/07/28
亡くなられた方が認知症だった場合、遺言書の信憑性が問われることがあります。 いったいいつ遺言書が書かれたのか? 遺言書作成時に遺言能力があったのか無かったのか? まず、亡くなられたかたの認知症の症状と程度が問われます。 ひとことに認知症と言っても様々です。 一度認知症と診断されたあとも定期的に医師の診断を受け、...
2025/07/27
お父さま、お母さまが亡くなられた場合、葬儀費用は相続財産から支出することができます。 葬儀費用は大きく以下の3つに分類することができます。 ①セレモニー費用 これは、葬儀社に支払う費用です。祭壇、装花など宗教宗派によりさまざまですが、 葬儀社の人件費を含め、そこそこの費用になります。 ②実費費用...
2025/07/26
遺言書と言うと、縁起でも無い!と怒り出す人が未だにいます。
ただ、私の経験上、元気なうちに遺言書を書かれた人の方が、そのあと元気で長生きされている方が多いように感じます。
2025/07/25
相続や家族信託の場面で、あらためて謄本を取得してみると、 自宅が未登記だったということがたまにあります。 住宅ローンを組んで家を購入したり建替えた場合は、銀行が抵当権を設定しますので、 まず、未登記と言うことはありません。 先祖代々からの土地に、手持ちの現金で家を建てたような場合、...
2025/07/24
離婚をきっかけに、持ち家を手放すということを良く聞きます。 売却して手元にお金が残る場合は良いのですが、 売却しても住宅ローンを完済できず、借金が残る場合があります。 通常、住宅ローンが残っている住宅の場合、抵当権を設定している 金融機関の承諾がないと売却が出来ません。 売却代金で住宅ローンの残債を一括返済し、抵当権を外してもらった上で...
2025/07/23
長男の嫁は、夫の両親が亡くなっても相続権がありません。 夫の両親の介護を献身的に行ったとしても相続権がない以上、 遺産を相続人として受け取ることは出来ないのです。 これではあんまりだ!ということで、2018年(2020年施行)の民法改正で、 被相続人(亡くなられた方)の親族であれば、特別寄与者として...
2025/07/22
相続が発生した際に相続財産の調査・把握作業と並行して進めなければならないことに 法定相続人の確定作業を行わなければなりません。 これが結構、厄介な作業です。 まず、被相続人(亡くなられた方)の戸籍を、産まれたときまでさかのぼって調べます。 最終本籍地から出生の本籍地までひとつひとつ、1日たりとも空白の日がうまれないように...
2025/07/21
古くから代々住み続けている土地だと、 隣地との境界線があいまいになっているということが良くあります。 ご近所、仲良くいつまでも同じ場所に住み続けるのであれば問題無いのかもしれませんが、 相続等で売却するとなると、ちょっともめる場合があります。 都心の住宅地だと1坪数百万円、東京都心から1時間圏内の中核都市でも1坪百万円前後と...
2025/07/20
最近、都心に住むサラリーマンが農地を相続するケースが増えています。 田舎で年老いた親が農家を営んでおり、子たちは皆、都心へ出てサラリーマンをやっている、 そんな話は良く聞きます。 ただ、農地の相続は宅地の相続と違い、ちょっと厄介です。 まず、農地を相続したら農業委員会へ届け出をしなければなりません。...
2025/07/19
土地を相続する場合、その土地の相続税評価額を算出してその土地の価値とします。 相続税評価額の算出は大きく以下の二通りの方法があります。 ・路線価方式 ・倍率方式 路線価方式は、その土地が面する道路に付けられている価格(路線価)をもとに、 土地の価値を算出する方式です。...