2025/10/31
どなたかが亡くなると、相続人の特定という作業が必要になります。
これが、意外と手間のかかる作業です。
2025/10/30
家族信託は障がい者をかかえる家庭でも有効な制度です。 重い障がいを持つ子を抱える家庭では、両親亡き後、子の面倒を誰が見るのか深刻な問題です。 他に兄弟がいたとしても、金銭的な余裕があったとしても悩みは尽きません。 そこで登場するのが家族信託です。 ご両親がご健在のうちはご両親を受益者として信託を開始し、...
2025/10/29
父親が持っていた賃貸アパートを兄弟3人で相続し、共有名義としているケースはしばしば見受けられます。 入ってくる家賃を三等分し賃貸経営が円満に進んでいる間は良いのですが、 3人の兄弟のうちひとりが認知症になってしまったり死亡した場合、非常に困ったことなります。...
2025/10/28
認知症になると、基本的には財産を動かせなくなります。 特に不動産を持っていると厄介です。 まず、自宅を売却することができなくなります。 アパートなどの投資用不動産については、新規の賃貸借契約が出来なくなる可能性があります。 不動産を整理して相続税対策をしておこう、と思っても何一つ手を打つことができなくなるのです。...
2025/10/27
遺言書は遺族に対して大きな影響力があります。 しばしば問題になるのは、遺言書に書かれていない財産についてどう分けるかです。 土地建物などの不動産を書き忘れると言うことは少ないかもしれませんが、 幾つも不動産を持っていたり、代々譲り受けている土地で共同名義になっている山林など 記載漏れをする可能性もあります。...
2025/10/26
商事信託(信託銀行など信託を業として行うこと)に対して民事信託という言葉があります。 民事信託とは、営利を目的とせず、継続反復しないで引き受ける信託の事であり、 財産の管理、処分などを信頼できる人間に託すことを言います。 それで家族信託は? 家族信託は、一般社団法人家族信託普及協会の登録商標です。...
2025/10/25
民事信託で節税ができると語る専門家が時々おりますが、 はっきり申し上げておきます、民事信託で節税はできません。 (例外的に事業承継の場面では節税につながる場合があります) 節税にはなりませんが、相続トラブルをさける対策としては非常に有効です。 日本の税制は実態主義、受益者負担が原則とされています。...
2025/10/24
民事信託でできる主なことは以下の通りです。 ① 生前から被相続人の財産管理を自由に利用、処分できる。 ② 財産の管理をひとりに集中させることで資産の分散を防ぐことが出来る。 ③ 資産運用などで得られる利益を自由に分けることが出来る。 ④ 遺産相続の分割方法を事細かに決められる。 ⑤ 三代先の数次相続まで決めることが出来る。...
2025/10/23
マイホームは資産形成のおおきな柱になります。 年金暮らしになってからも家賃を払い続けるのはたいへんですし、 マイホームがあれば万が一の時には売却してある程度まとまった資金を手に入れることもできます。 マイホームを持つ持たないはライフスタイルの問題ですし、 それぞれの考えがあって良いと思います。...
2025/10/22
民事信託の登場人物はおおきくは3人。 ・委託者 ・受託者 ・受益者 委託者は信託をお願いする人、受託者は信託をお願いされる人、 受益者は信託から得られる利益を受け取る人を言います。 受益者=受託者となることが多いようです。 それでは、信託とはどういうことでしょう。...