実家の価値

実家が一戸建てだとしたら、あなたはその評価額を把握していますか?

 

意外と知らないモノですよね。

 

でも、一度は調べておいても良いかもしれません。

 

大きくは土地建物とに分けて考えます。

土地の評価額が〇〇〇万円、建物の評価額が〇〇〇万円、合わせて〇〇〇万円と計算します。

 

このとき、評価する人によって評価額が変わってしまうと困りますよね。

ですので、一定のルールが決まっています。

 

ここで登場するのが、路線価です。

日本中、ほとんどの住宅地の道路に値段が付けられています。

あなたの実家の前の道路にも値段が付いています。

これを路線価と言います。

原則、この路線価に面積をかけた値が、その土地の評価額となります。

 

http://www.rosenka.nta.go.jp/index.htm

↑路線価が調べられるサイトです。

 

路線価×面積で求められた評価額が、相続財産計算の元となります。

 

それでは建物は?

 

建物は、毎年4月頃に役所から送られてくる固定資産税納税通知書を見ます。

(土地の評価額も実はこの通知書にのっています・・・)

想像しているより、ずっと低い金額が書かれているのではないでしょうか。

2,000万円で新築した建物でも、評価額は1,200万円くらいで評価される仕組みになっています。

 

土地と建物の評価額がわかったらそれを合算しましょう。

その金額が実家の評価額となります。

 

おもったより高かったですか、安かったですか?

 

安い方が相続税の計算にとっては有利なのですが、

なんだか、安っぽく見られているようで、複雑な心境になりますね。