中古マンションの価格は、ズバリそのマンションの人気度で変わってきます。
マンションも土地の価格と建物との価格に分けることができますが、
一区画のマンションの占める土地面積はわずかです。
おおかたのマンションではせいぜい十数㎡ではないでしょうか。
4,000万のマンションでも土地代は1,500万円程度のところが多いとおもわれます。
ということは、マンションの価格の過半は建物代ということになります。
鉄筋コンクリート造のマンションの場合、耐用年数は47年ですので、
47年でほぼ価値がなくなると言うわけです。
ところが、そう簡単にマンションの価格は動きません。
築10年でも新築当時の半値に近いものもあれば、
築40年でも新築時と同等かもしくは若干値上がりしているものなど様々です。
中古マンションの価格は人気投票のように決まります。
・管理がしっかりしている
・住民の質がよい
・設備が整っている
などなど、多少築古でも高値で取引されるマンションには
ネットの広告などで見ただけではわかりづらい理由があるものです。
マンションは、比較的相場がしっかりと形成されています。
仲介業者のサイトで自分のマンションで売りに出されている物件はないか、
近隣の類似マンションで売りに出ている物件はないか、
探してみましょう。
そこに出ている物件を2~3ヶ月ウオッチしていきます。
2~3ヶ月の間に売れてしまったとしたら、少し安い値付けだったのかもしれません。
6ヶ月以上前から出ている物件だとしたら、少し高いのかもしれません。
そのようにして妥当な価格を探っていきます。
もちろん、マンションでも突拍子もない高値で突然売れることもあります。
ただ、そんな希有な例は戸建に比べるとほんのわずかです。
自分のマンションは今ならいくらで売れるのか、
半年に1回くらいは見ておくのも良いかもしれません。
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