遺言書の書き方2

遺言書は遺族に対して大きな影響力があります。

 

しばしば問題になるのは、遺言書に書かれていない財産についてどう分けるかです。

 

土地建物などの不動産を書き忘れると言うことは少ないかもしれませんが、

幾つも不動産を持っていたり、代々譲り受けている土地で共同名義になっている山林など

記載漏れをする可能性もあります。

 

預貯金も口座が複数にわたることは珍しくありません。

昔々作った口座で本人も忘れているモノがあるかもしれません。

 

車などの動産も売ればそこそこの金額になる場合もありますが、

遺言書に書かれていないケースが結構あるようです。

 

このような事態を避けるためにも、ご自身の財産を確認するためにも財産目録を作っておきましょう。

 

財産目録は遺言書に添付するケースが多いので、いままでは自筆でお願いをしていましたが、

今回の民法改正で財産目録に限ってはエクセルなどの表計算ソフトで作成したモノも認められることとなりました。

 

財産目録を作成することでご自身の財産の整理が出来ることもはもちろん、

誰に何をどのくらい相続させるのかを明確にできますので、お勧めです。