父親名義の自動車を相続する場合、その自動車の価値はどのように評価したら良いのでしょうか。
自動車の相続価格も美術品や骨董品と同様、売買実例価額や精通者意見価格等を参酌して評価するとされています。
簡単に言えば、相続時にその自動車を現金に換えたらいくらになるかと言うことです。
注意点はただひとつ、中古車として販売されている価格ではなく、買取り業者が買い取る価格が
その自動車の評価額と言うことになります。
間違えてはいけないのは、減価償却と混同してしまうことです。
新車で購入した一般の自家用車は普通乗用車で6年、軽自動車であれば4年で減価償却されます。
新車で購入して6年経つと、減価償却上は価値がゼロになると言うことです。
では、新車で購入後6年以上経過した車はゼロ円になるかと言うと、そうではないですよね。
6年経過後でも、人気車種は新車価格の60%~70%で販売されているというケースもあります。
では、中古車の精通者意見価格を知るにはどうしたらよいでしょうか。
今は、インターネットで簡単に買取り価格を調べることができます。
車種、年式、グレード、走行距離、色などを入力すると、まとめて何社もの買取り価格を調べることができます。
(ただ、そのあと電話で買取りのセールスが強烈にかかってくる可能性がありますが・・・)
最近は、メールアドレスや電話番号などの個人情報を入力しなくても、だいたいの買取り相場を
調べられるサイトもあります。そんなサイトを利用するのも良いかもしれません。
https://www.zba.jp/car-kaitori/satei-souba/
コメントをお書きください