相続手続きを代行します、お手伝いしますという広告が増えてきました。
ご主人が亡くなった、奥様が亡くなった、さあどうしようとなるわけですが、
大概の方は四十九日が終わるまで、何も手を付けないようです。
その後、どうするか。
誰かに相談するか?
じゃあ、誰に?となるわけですが、パッと思いつくのが税理士さん、弁護士さんあたりのようです。
でも、税理士さんに相談するほど遺産もないし、
別にもめているわけではないので弁護士さんというのも大げさな感じがする。
そこで登場するのが、相続手続き代行業者です。
葬儀社で紹介されることが多いようですが、
おそらく代行業者から葬儀社にリベートでも出てるんでしょうね。(私の思い込みです)
代行業者さんにお願いするのも決して悪いことではありません。
手続きで漏れがあってもいけませんし、役所での手続きなどかなり面倒な事もあります。
代行手数料は遺産総額の0.5%~1%前後という業者さんが多いようです。
プラス実費となりますが、相続人が遠隔地に居たりすると出張交通費がかかることもあります。
たとえば、遺産総額5,000万であれば50万、胃酸総額1億円であれば100万円といった感じです。
ただ、注意しなければならない点もあります。
なんでもかんでもやってもらえると思ったら大間違いです。
年金の手続きや銀行口座の手続きなどは本人確認が厳密に求められますので、
基本的には本人が窓口に出向く必要があります。
お願いできること、出来ないことをしっかりと確認をした上で契約を結ばないと、
期待外れなことになりますのでご注意ください。
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