投資用マンションに要注意

投資用マンション、30年くらい前にはやっていたと思ったら、

最近、同じような投資話をちらほらと聞くことが多くなりました。

 

投資用マンション、特にワンルームマンションは買ってはいけません。

 

サラリーマンの副業として不動産投資がふたたび注目されるようになり、

今さらですが、投資用マンションを売り歩く業者が息を吹き返しています。

 

節税が出来る、老後の私的年金になる、などもっともらしいことを言ってくるのですが、

ほんとうでしょうか。

 

たしかに、購入した年、その次の年、そのまた次の年くらいまでは、

仲介手数料などの購入経費を費用化できるので不動産事業としては赤字。

それを給与所得と損益通算することで、結果として節税ができます。

 

しかしながら、その節税効果にも限界があります。

初年度の赤字の繰り延べは青色申告でも3年間まで、4年目以降に繰り延べできません。

つまり、4年目以降は節税が出来なくなるのです。

 

もちろん、不動産事業が赤字であれば給与所得と損益通算できますが、

赤字ということはその赤字を給与で埋めることになりますので、

結果として収入も減ります。

節税できても収入も減るという悲しい結果になります。

 

投資用マンションは老後の私的年金になるという話にもまやかしがあります。

 

確かにローンが終われば入ってくる家賃がそのまま手元に残ります。

税の負担はあるものの、ローン返済が終わっているので、手取りはグッと増えているはずです。

 

でもちょっと待ってください。家賃が入ってくるのは入居者が居ての話です。

ローンが終わっていると言うことは、そのマンションは築30年を超えているのではないでしょうか。

築30年の賃貸マンションの集客は結構厳しいと言わざるを得ません。

 

空室でも固定資産税や管理費などの負担はあります。

場合によっては月々家賃以上にメンテナンスコストがかかる可能性もあります。

 

とにかく、節税を目的とした投資用マンションの購入はやめておきましょう。