2025/03/18
故人の借金
お父さまが亡くなられ、葬儀やお世話になった方へのご挨拶などがすみ、 相続手続きを粛々と進めていると、突然、借金の督促状が届いたというケースがありました。 相続手続きを開始したことで銀行口座が凍結され、 借金の返済が滞ったために督促状が届いたものと思われます。 住宅ローンや車のローンであれば家族が知るところかもしれませんが、...
2025/03/17
相続問題の先延ばし
相続問題の解決策としてありがちなのが、先延ばしです。 相続人が増えれば増えるほど、相続発生から時間がたてばたつほど、 色々な意見や考え方が出てきます。 相続する財産がたくさんある場合は、取り合いになるかもしれませんが 分け合うということができます。 しかし、兄弟3人実家はひとつ、さしたる金融資産もなしというような場合、...
2025/03/16
時間軸のズレ
相続にまつわる手続きには期限が設けられています。 期限を守らないと権利が行使できなくなったり、ペナルティを支払うはめになることもあります。 相続税の申告と納税は被相続人の死亡を知ってから10ヶ月以内という期限が定められています。 相続に関することはできるだけ早い時期から動くのが良いのですが、...
2025/03/15
子供がいない夫婦の相続
子供がいない夫婦でそのまま老後を迎える割合は8%前後と推定されます。 約1割弱の夫婦が子供がいない状態で相続を迎えるのです。 子供がいない夫婦の場合、相続人は誰になるのでしょうか。 配偶者がすべてを相続すると思っている方が多いのではないでしょうか? 実はそうではありません。...
2025/03/14
調停
相続が発生  ↓ もめる  ↓ 家族で解決できない  ↓ 家庭裁判所に申し立て  ↓ 調停 ちょっと古い(2015年司法統計)データですが、相続でもめて調停に至った件数は全国で14,979件。 調停に至ったケースで相続財産が5,000万円以下の家族は、全体の75.86%と約3/4を占めています。 しかも、3割の家庭は相続財産1,000万円以下で調停に至っています。...
2025/03/13
成年後見人制度のここが困った
成年後見人制度は法律に基づく立派な制度です。 しかしながら、その内容を良く理解してから制度を利用しないと こんなはずじゃなかった!ということになりかねません。 ①誰が後見人に任命されるかわからない。 家族のどなたかが任命されると思っいらっしゃる方が多いのですが、 だれを後見人にするかは家庭裁判所が決めます。...
2025/03/12
認知症と成年後見人制度
認知症を患うと本人の意思確認ができなくなる場合があります。 一方、色々な場面で本人の意思確認が必要となります。 不動産を売ったり買ったりする場合。または、貸したり借りたりする場合。 銀行窓口で定期預金を解約したり、預金を下ろしたりする場合。 などなど、特に財産の処分にかかわる場面で、意思確認が必要となります。...
2025/03/11
認知症と相続
認知症はゆゆしき問題ですが、相続の場面でも大きな影響があります。 認知症は程度にもよりますが、本人の意思表示ができなくなっていく病気です。 病気が進行すると、文字を書くこともできなくなります。 本人の意思表示ができなくなると、色々と困ることが出てきます。 相続人の中に認知症の方がいらっしゃると、相続手続きが進まなくなるのです。...
2025/03/10
一次相続二次相続
夫婦間の相続では、配偶者の税額軽減という制度があり、 最低でも1億6,000万円までは課税されないということになっています。 正しく言えば、法定相続分もしくは1億6,000万円のどちらか大きい方の金額までは課税されない という制度です。 たとえば、遺産総額が1億2,000万円だったとしましょう。 相続人はお母さまと子供二人、お母さまの法定相続分は6,000万円、...
2025/03/09
実家の価値
実家が一戸建てだとしたら、あなたはその評価額を把握していますか? 意外と知らないモノですよね。 でも、一度は調べておいても良いかもしれません。 大きくは土地と建物とに分けて考えます。 土地の評価額が〇〇〇万円、建物の評価額が〇〇〇万円、合わせて〇〇〇万円と計算します。 このとき、評価する人によって評価額が変わってしまうと困りますよね。...

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