2025/10/14
相続税の申告期限
相続は被相続人の死亡と同時に始まります。 相続人の間で話がまとまらなくても、相続は進んでいきます。 一方で、相続税の申告期限は被相続人が亡くなってから10ヶ月以内という決まりがあります。 この10ヶ月の間に話がまとまらなかったらどうなるのでしょうか。 相続税の納付期限までに分割がまとまらない場合、法定相続分で相続されたとして...
2025/10/13
家族信託の導入費用
それじゃあ家族信託をやろう!と言っても簡単にできる話でもありません。 家族信託の導入は二段階に分かれます。 1.家族信託の設計 2.信託登記等の手続き まず、どのような形の家族信託に仕上げていくのか、何を目的とするのか、 関係者からのヒアリング、家族会議などを通して、家族信託の設計図を作っていきます。...
2025/10/12
死ねないリスク
1960年代の日本人男性の平均寿命は65歳、女性は70歳でした。 この時代、40代50代の働き盛りになくなる男性も多く、 死亡が大きなリスクでした。 現在は女性が87歳、男性でも81歳と15年以上寿命が延びています。 ここ50年でグッと平均寿命は長くなり、 死ねないことが今やリスクとなっています。...
2025/10/11
アパート経営
相続税対策として、アパート経営をされている方も多いかと思います。 土地をお持ちの方は、更地で持っているよりもアパートを建設して貸家建付地とした方が 土地の相続税評価が下がります。 アパート建設にあたり金融機関から借入をすれば、さらに相続財産の総額を減らすことができ、 相続税を減らすことができます。 でも、ちょっと待ってください。...
2025/10/10
遺言書の作成率はたった4.9%
もめない相続のために最も有効な手段にひとつに遺言書があります。 ただ、残念なことにその作成率はたったの4.9%に過ぎません。 (日本財団による調査、対象60歳以上) びっくりしました。 更にその理由を聞いて驚きです。 遺言書を作成していない理由のトップは、 ・遺言を書くほどの財産を持っていないから。...
2025/10/09
二次相続はくせもの
お父さま(もしくはお母さま)が亡くなり、配偶者と子とで遺産分割する場面を一次相続と言います。 数年後か十数年後にお母さまも無くなり、子で遺産分割する場面を二次相続と言います。 一次相続の場合、お父さま(もしくはお母さま)が亡くなっても、 残された親がいるわけですから子も多少は遺産分割でも遠慮をするものです。...
2025/10/08
特例を使うには申告が必要
相続税の申告にあたり、大きな勘違いをしている人がいます。 お父さまが亡くなり、お母さまとふたりの息子さんで相続することになりました。 相続財産は以下の通りす。 ・土地   約4,000万 ・建物   約1,000万 ・預貯金等 約2,000万  合計7,000万円 土地については小規模宅地等の特例を使い評価額を80%引きの800万としました。...
2025/10/07
相続は必ず揉める
配偶者や子に個別に老後や相続のことについて話をしてはいけません。 亡くなった後、こんなことを言っていた、あんなことを言っていた。 私にはこう言っていた、いやそんなことを言うはずがない、 などとグダグダになっていくことは目に見えています。 人間は悪意はなくとも都合よく、記憶を書き換えていくものです。...
2025/10/06
家族会議
来るべき相続に備えて、私共は家族会議の開催を提案しています。 親が元気なうちに子を全員集め、相続に関することを家族全員で協議します。 協議と言っても、親からの提案を軸に兄弟姉妹間で決めていくというのが基本となります。 たとえば、親と同居し亡くなるまで面倒をみてくれる兄弟姉妹に実家の土地建物と 預貯金の3分の1を譲りたいと思っている、...
2025/10/05
相続は不平等
兄弟姉妹、平等に相続するのが当たり前だと思っていませんか? 間違っています! 相続は不平等なモノなのです。 そして、誰に何を相続させるかは財産を渡す側が決めることで、 もらう側はそもそも意見する立場にないのです。 にもかかわらず、誰々の方が多いだの少ないだの、...

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