2025/04/16
相続税にも時効があります。 相続税申告の期限から5年、もしくは7年を経過すると納税義務がなくなります。 では、5年と7年とでは、何がどう違うのでしょうか。 簡単に言ってしまえば、わざとかわざとじゃないかと言うことです。 相続税が課税されるとは思っていなかった、 自分自身に納税義務があるとは思っていなかった、というような場合は、...
2025/04/15
毎年1月1日から12月31日までの1年間に贈与を受けた金額が110万円以下であれば、 原則贈与税は課税されません。 年間の贈与(暦年贈与)には、110万円までは非課税枠があると言うことです。 ただし、この暦年贈与にも落とし穴があります。 ①贈与契約書の作成 贈与は渡す側と受け取る側、双方がそれそれ納得をしていなければなりません。...
2025/04/14
ご主人が亡くなり奥さまと子が残される、ということはよくあります。 残され財産に現金預金が十分にあればそう問題になることはないのですが、 不動産が財産のほとんどを占めていたりするとちょっと厄介です。 当座の生活費に困る、ということもあるかもしれません。 すぐに現金化出来るものがあれば良いのですが、不動産を売却しなければならないとなると...
2025/04/13
相続登記が義務化されました。 不動産の登記制度は権利関係を主張するためのものですが、 かつては、相続で所有者がかわったことを登記しなくとも罰せられることはありませんでした。 ですので、実際に登記事項証明書を取り寄せてみると最後の登記が大正時代で終わっているなどということがあります。...
2025/04/12
お父さまが友人の借金の連帯保証人になっていたとしましょう。 お父さまが亡くなられると、その保証債務も相続されます。 友人がきちんと返済している間は問題無いのですが、返済が滞ると お金を貸した人は連帯保証人のところへ取立にやってきます。 つまり、相続人である配偶者や子のところへ借金の返済を求めてくると言うことです。...
2025/04/11
リゾート会員権をお持ちの方はいらっしゃいませんか。 エク〇ブとか東〇ハーベストとか言う奴です。 ご自身で別荘を持つよりはリーズナブルで、 しかも、色々な場所にある施設を利用できるとあって、一時期流行りました。 今でも、比較的高齢の方には人気があるようです。 このリゾート会員権、相続財産の中にあったらどのように評価したら良いのでしょうか。...
2025/04/10
土地を相続する場合、その土地の相続税評価額を算出してその土地の価値とします。 相続税評価額の算出は大きく以下の二通りの方法があります。 ・路線価方式 ・倍率方式 路線価方式は、その土地が面する道路に付けられている価格(路線価)をもとに、 土地の価値を算出する方式です。...
2025/04/09
お父さんがお母さんを受取人として自分に生命保険をかけていた場合、 お父さんが亡くなると、保険金はお母さんに支払われます。 あたりまえですね。 お母さんが受け取った保険金は、お母さんのものです。 受け取った保険金はお母さん固有の財産ではあるのですが、 みなし相続財産として相続税を計算する上では、相続財産として計算をしなければなりません。...
2025/04/08
最近、都心に住むサラリーマンが農地を相続するケースが増えています。 田舎で年老いた親が農家を営んでおり、子たちは皆、都心へ出てサラリーマンをやっている、 そんな話は良く聞きます。 ただ、農地の相続は宅地の相続と違い、ちょっと厄介です。 まず、農地を相続したら農業委員会へ届け出をしなければなりません。...
2025/04/07
相続放棄は3ヶ月以内に、と良く言われますがいつからいつまでの3ヶ月でしょうか。 3ヶ月のスタートはあなたが相続人であるということをあなた自身が知ったときからです。 亡くなられた事実はその当日や翌日に知ると言うことが多いかもしれません。 通常はその時点で相続が発生したことを知るわけです。...